そんなわけでサラリーマンを辞め、京都へ行き僧侶養成の学校へ入学したジャクシンですが気合を入れようと頭をスキンヘッドにして入学式に挑んだものの思いっ切り肩透かし。クラスの中で私を含めて2人しか坊主頭はいなかった・・・他のみんなの頭はフサフサ。ロンゲっぽい人もいる。その時の私は仏教に関して全くの無知、白紙の状態。

「あれ!?お坊さんって剃髪しなくていいの!?」

そのもう一人の坊主頭の人も聞けば「寺族」ではなく私と同じく「在家」の方(私たちの宗門は“在家仏教”なのでこの言い方もどうかと思うが)

お前も気合入れすぎたんですね(ププ

そのおかげでニックネームが「お坊さん」とありがたいあだ名を付けていただいた。
影では比叡山の修行に耐えかねて山を降りてきたらしいなどの噂もたった。
かなり仏教を勉強してるであろう方も私の容姿をみて高僧と思ったのか色んな難しい質問をしてくる。この前までサラリーマンをしててお寺参りもしたことない仏教書一度も読んだ事ない私が答えられるはずも無く、とりあえずそんな質問には
「逆に、君はどう思う!?」
「逆に、自分の胸に聞いてご覧!おのずと答えは出てくるはずだよ!」
と嘯いてなんとか凌いで来た。

e0172298_129389.jpg


そんなこんなで楽しいお坊さんライフがスタートした。
[PR]

『一般人にお寺は建てられるか』がテーマですが、この一般人とは『寺族』ではないという意味です。つまり父ちゃん母ちゃん、じーちゃんばーちゃん、親戚のおじおばが「お坊さん」ではないということです。もちろん私の家はどこかのお寺の檀家さんでもありません。

ちなみに私の父ちゃんは染色業、紬(つむぎ)の染物をする職人さん。母はその紬を店頭で接客販売するいわゆる和風ハウスマヌカン。ごくごくフツーの家庭で育ちました。


【自分のことを少し・・・】

大学在学中に哲学や心理学、日本史などに興味を持ちました。そんなインドアな学問をしつつも卒業後はあるスポーツメーカーの営業部に就職し順調に社会人として歩み始めていました。が、ある時ひょんなきっかけで浄土真宗の僧侶の方と知り合いになったのです。人懐っこくて面白みのある方で素敵な方でした。自然とその方の所へよく遊びに行くようになったのです。

 「ジャクシン君さ~ 京都に行けば誰でも坊さんになれるよ。なってみない?」

 「は?お坊さんですか? 面白そうっすけど大変そうですよ!自分には無理っす!」

 「そんなことないよ~ 誰でもなれるよ~ 待ってるからね~」

ある日突然そんな事を言われて始めは気にしていなかったのですが「待ってるからね」の一言が日増しに大きくなってきて、「坊さん=ダサくて大変」から「坊さん=人前に出て人々の尊敬を集める」、更には「坊さん=かっこいい」と見事にお坊さんのイメージを脳内変換させられてしまったのです。最後には私のほうから

「わたしをりっぱなお坊さんにしてくだしゃゃぁぁい!!」
と頭を下げに行ったのでした・・・

e0172298_20273220.jpg























「待ってる」って「養子」になれって事だったのかな~??

[PR]

by jackthin | 2009-02-19 21:29 | 初めまして