マンション坊主を考える。お寺を持たずに・・・
「マンション坊主」をご存知だろうか・・・
マンション・アパートに住む僧侶はたくさん居るのだけれど、ココで言うマンション坊主とはお寺などを持たず葬儀社などと結託しお布施の何%かを業者にキックバックし主に葬儀だけを執り行う僧侶のことです。
満中陰(まんちゅういん)や月忌参り・年忌法要をお願いしようとしても連絡が取れない、何て言う例もあるそうです。まさに儲けの多い葬儀だけお勤めをし労力もかかり利益も少ないその後のお勤めはしてられね~って感じなんでしょうか。
誤解を恐れずに言いますがジャクシンはその「マンション坊主」です。
いや「でした」と言うべきか・・・
あ、いや・・・ちょっと待ってください。違うんです、違うんです。
ジャクシンは決して業者にバックマージンを払ったりしてませんし、その後のお勤めもちゃんとやってます。
が、しかし私には「寺」がないんです・・・
それ故マンション坊主と呼ばれても仕方の無い所もありました・・・
そ・こ・で
じゃじゃーん
大工さんをお呼びして自宅を改築し仮本堂を造る事にしました。
これでやっと憧れの
「お参りしておくれやす」(注1 ジャクシンは京都人ではない)
このフレーズが言える。嬉しい!
元タンス職人・日曜大工が趣味の“ティモシー・ダルトン”(注2 ジャクシンの父)も気合が入った仁王立ちの後姿である。
つい先日、教務所で
「慎重に行動してください」
と言われたばっかりだが全く宗門の秩序を乱し、言行を慎まないジャクシンなのでした。