ミニクーパーの足回り交換
以前アップしたノーマル状態のミニです。
これがHi-Lowキット装着とラバーコーンからサスに交換してどのように変わったかと言うと・・・
わ、わ、わかります!!?? 車高が前後とも1cmだけ下がってるんですけど・・・
前後1cmっていったら多分オーナーである私しか分からないかもしれないけど、
よ~く見てみたら車高が変わってるの分かりません!?
で
今回は車高ではなく、ラバーコーンからMSTコイルスプリングに交換したそのドライビングフィールの変化が最大の目玉です。
言わずもがなですがミニの足回りは通常であればスプリングのところラバーコーン、つまりゴムの塊りが装着されています。
その乗り味と言ったらまさにゴーカート! クイックレスポンスのハンドリングを楽しめます。
でもゴムと言ったら劣化もすれば変形もする、自動車のサスとしては理想形とは言えません。
今回ラバーコーンからスプリングに変更したのも長年ミニに乗り続けるため“ヘタリ”をなるべく避けるため、そして腰に優しい乗り心地を求めた結果でした。
〈ファーストインプレッション〉
まずはエンジンをかけ、心を落ち着け軽く深呼吸。
そしてクラッチを切りギアを1速に入れ静かに発進。
車屋さんの敷地から国道本線に右折する時に
マ、車体は左に傾くわけですが
その傾き方がまるで船のようでした!
正直、最初は
「あぁーーーーーーーーーしまったーーーーーーーー!」
と思ってしまいました。
これは失敗だと。
車を100m、200mと進ます内に顔も段々蒼ざめてきます。
「こんな事ならラバーコーンのままにしておけばよかったー!」
と悔やみました。もうそのままサイドターンしてノーマルに戻してもらおうかと思ってましたモン。
ものは試しと近くの峠に行き
高速域のフィーリングはどうか調べてまで結論を出そうと思いました。
峠に差し掛かり
キュっと軽くホイルスピンをさせて発進そして全開走行。
ミニの1速2速のトルクの出方は最高だな~
軽い車体に太目のトルク、VTEC以上のフィーリングだな~
これだからミニは止められんと思いつつも
おっといかんいかんサスサス・・・
最初のコーナーでいつものように曲がると
よくアメ車であるじゃないですか!?ホッピングしたり異常に車体が傾くように改造した車、
今までの倍以上のロールをするようになりもうアレかと思いましたよ。
完全に打ちひしがれて峠を降り
しばらく走ってましたが
イヤ待てよ待てよ。
確かにロールは大きくなった、しかしそれは限界域が上がってタイヤの性能をフルに使い切っているからでは無いか?考え直してみればコーナリングスピードは上がっている。こうして街中を走っているけれどこのしっとりとした乗り心地は何だ?フランス車のようなしなやかさとドイツ車のような剛性感を兼ね備えているではないか。決してグニャグニャではないし、いわゆる小型スポーツとして見ればアリじゃないか?これはクルマとして進化したんだ。いやきっとそうだ。ちょっと試しに交差点を右折してみよう。ぉお!ちゃんとリアサスが動いている。路面状況に合わせてサスがついていってる。街中ではナカナカ良い!
〈結論〉
ラバーコーンのあの感覚はなくなりその辺は寂しいですが
サスペンションとしては悪くないです。
あとはセッティング次第だと思いました。
車高調整とかショック交換だとかスタビライザー装着だとか。
これで散財コースまっしぐらですw
by jackthin
| 2009-09-26 11:57
| ローバーミニ
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